コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
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放射線の本当の話(8)
放射線の本当の話(8)
作成:2017年12月9日(土)
原子力発電で生じる放射性廃棄物については、国際的に「地層処分」という方法が確立しています(日本時事評論平成29年10月20日号)。
フィンランドでは、2020年操業予定で、オルキルオト島にオンカロ廃棄物貯蔵施設が建設されています。
地層処分とは、①核のゴミを地下300メートルより深い岩盤に埋設する「天然バリア」と、②放射能が大きく減少するまでの期間(少なくとも1000年間)は放射性物質を密封する「人工バリア」を施すことです。
②「人工バリア」には、
(ⅰ)ガラス固化体、すなわち、核のゴミを液体のガラスと混ぜ合わせ、キャニスターと呼ばれるステンレス製の容器に入れて固める。
(ⅱ)ガラス固化体をオーバーパックという厚い金属製容器に格納する。
(ⅲ)オーバーパックを緩衝材で覆う。

我が国では、地層処分場所の調査も進んでいません。
これは、原子力の平和利用に反対する人たちが、妨害していることが最大の理由です。
核のゴミの処分を要求しておきながら、処分場の建設に反対して作らせないことは、無責任だと言わざるを得ません。
まずは、自治体が処分場選定の調査を受け入れることに前向きになることです。

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