コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
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制度改革で医療費は3兆円削減できる?
制度改革で医療費は3兆円削減できる?
作成:2015年12月21日(月)
日経ビジネス2015.11.23「気鋭の経済論点」で大和総研エコノミストの神田慶司さんが「制度改革で医療費は3兆円削減できる」と記事を載せています。
中に「費用対効果の高い治療法への標準化など医療の供給体制を効率化すれば、家計や企業の負担はかなり小さくすんだはずだ。」と主張されています。
費用対効果の高い治療法への標準化を進める前提として、正しく確定診断することですが、「どんな病気でも確定診断できるまで検査を尽くす必要があるのか」を検討して頂きたい。
また、同程度のDPC複雑性係数の診療科で、同じ治療法を実施していても、病院によってDPCの効率性係数が違っていることを、神田説では説明できません。
プライマリーケアと専門的治療と救急医療の3つのカテゴリーに分けて、専門的治療のセンター化を進め、プライマリーケア領域における人工知能を使った自動診断、遠隔医療を推進するくらいの抜本的制度改革が必要なのではないでしょうか。

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