コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
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数値目標は現場をゆがめるか?
数値目標は現場をゆがめるか?
作成:2015年12月21日(月)
日経ビジネス2015.11.02「有訓無訓」でキリンビール元社長の松沢幸一さんが、「数値目標は現場をゆがめる」と鋭い指摘をされています。
確かに、数値目標によって管理をすると、現場が無理をしたり、現場が数字を作ったり、現場をゆがめます。
しかし、数値目標を立てて、目標を達成するために「いつ、誰が、誰に、何を、どのように」するか、という行動計画を立てて、この進捗状況を管理し、励まし合って進めることが成果に繋がります。
管理するのは数値ではなく、数値目標から導かれる具体的行動計画の進捗管理です。
また、数値を把握することで、問題を発見し、問題を解決するための行動を早め早めに取ることが出来ます。
数値目標は大切です。
しかし、数値目標によって管理するのは、現場をゆがめます。
数値目標によって、行動計画を立案し、この行動計画の進捗状況を管理すること。
そして、数値目標によって、問題を早期発見、問題を早期解決に結びつけることです。
押しつけられた、行動計画を伴わない数値目標は、現場をゆがめます。

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