コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
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健康経営のすすめ
健康経営のすすめ
作成:2014年12月12日(金)
昨今、健康経営なる言葉が仄聞されるようになってきました。
健康経営研究会のウェブサイトによると、健康経営とは、「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても 大きな成果が期待できる、との基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、 戦略的に実践すること」を言うのだそうです。
企業の目的は、顧客・従業員・株主の幸せのためにあると考えると、健康経営は大変まっとうな考えに思えます。
しかし、そもそも、企業の人事施策が「人を人とも思わぬようなもの」であれば、いくら従業員の健康に配慮しても、画餅に帰すのは当然です。
また、いくら企業が従業員の健康に配慮しても、従業員に働くことの喜びも感謝もないようでは、健康に働くことなどありえません。
真の健康経営のためには、経営側が人間尊重のマネジメントを実践すると同時に、従業員が働くことの喜びと感謝の念を持続できるような教育と併行することです。
ここでいう人間尊重のマネジメントとは、従業員を甘やかすことではなく、組織を通じて社会に貢献するように、従業員の学習と成長を促し、業務プロセスを継続的に改善する持続的な活動のことです。
上記の文脈から、健康経営のためには、経営を理解する産業医が人事政策策定に関与することが求められます。

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