コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
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日経ビジネス2014.10.20出光興産天坊明彦の経営教室
日経ビジネス2014.10.20出光興産天坊明彦の経営教室
作成:2014年10月30日(木)
百田尚樹氏の「海賊と呼ばれた男」が大ベストセラーになり、出光佐三氏の「人間尊重の経営」が耳目を集めています。
日経ビジネス2014.10.20では、出光興産の天坊明彦氏が同社の経営について語っています。
同氏は、一致団結が危機脱出には不可欠だと説きます。
危機に臨んで、組織が一致団結できるためには、平時において手間暇かけて人材を育成しておくことが前提です。
鍛えられていない人間では、危機に臨んで戦えません。
また、平時において、危機への準備をしておくことです。
さらに、天坊氏は、「いざ危機に直面したら覚悟を決めて実行します。社員には、速やかに、正直にわかりやすい言葉で現状と対応策を説明する。」と、一致団結の極意を披露されています。
危機における経営者の役割は、社員に何をすればいいか明確に伝え、一致団結させることです。
ところが、経営者が焦れば焦るほど、メッセージが感情的になり、社員に伝わらないことが少なくありません。
また、危機に臨んで、経営者が「業績悪化の犯人捜し」でも始めようものなら、一致団結どころか、組織の和合は破綻します。
苦しいときこそ、どうすれば組織が一致団結できるかに心を砕いて頂きたいものです。
業績を上げるためには、正しく考え、正しくコミュニケーションし、正しいことを正しく実行することです。
人間尊重のマネジメントの基礎には、当たり前のことを、当たり前にする哲学があります。


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