コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
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7つの習慣”Win-Winを考える”でよいのか?
7つの習慣”Win-Winを考える”でよいのか?
作成:2014年3月28日(金)
コヴィー先生が著した世界的ベストセラー・ビジネス書である「7つの習慣」は、第4の習慣として”Win-Winを考える”を挙げています。
交渉の際には、この”Win-Winを考えること”は大切なことで、交渉の常道と言っていいでしょう。
しかし、ビジネス一般に話を広げた時、”Win-Winを考える前に、まず、Giveを考える”ことが常道だと思います。
実際、コヴィーの「7つの習慣」の”第4の習慣|Win-Winを考える”に取り上げられている事例に、
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コンピューターソフトウェア会社の社長が、契約後、相手方から一方的に契約の履行を渋られたとき、会社の財政が苦しかったが、相手方の意向に沿って、8万4000ドルの契約を白紙にした。すると、三か月後に、24万ドルの契約を獲得した。
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この事例は、”Win-Winを考える”事例ではなく、”まず、Giveから始めよう”の事例ではないでしょうか。
昔から、「商売は、損して、得取れ」と言います。
まさに、”まず、Giveから始めよう”ということではないでしょうか。

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