コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
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答えのない時代は今の特徴か
答えのない時代は今の特徴か
作成:2014年3月23日(日)
よく、「昔の日本は発展途上にあったから、先進国をモデルにして、マネさえすればよかった。いわば、かつては答えがあった時代だった。国家官僚は、与えられた答えに対して、国家を導いた。これからは、答えのない時代であるから、エリート官僚では対応できない。」といった論調が常識になっている。
しかし、百田尚樹の「海賊と呼ばれた男」を読んでも、豊田喜一郎をモデルにしたドラマ「LEADERS」のストーリーを読んでも、昔の日本の経営者は、官僚の筋書どおりに会社を運営してきたのでもなければ、官僚が「答え」を知っていたのでもないことが分かる。
要するに、昔から「答え」などなかったのだ。
有名評論家が「昔は答えがあった。」といえば、何も考えずにこれを信じる人のいかに多いことか。
自分で考えた上で、「昔は答えがあった。なぜなら、・・・」と、結論と理由を述べることができるならよい。
昔も今も、自分で考えることが大切なのである。

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