コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
経営の視点
海外から投資を呼び込むことと知的財産立国となること
海外から投資を呼び込むことと知的財産立国となること
作成:2014年3月20日(木)
第一に、我が国において円安による貿易黒字の効果が減少しているのは、生産拠点の海外シフトによる。
一旦海外にシフトした生産拠点が国内に回帰することは容易ではない。
したがって、貿易赤字は構造的な問題だと考えなければならない。
第二に、長期的には、貯蓄の減少が予想される。
この点、大和総研グループの市川正樹氏によると、1998年以降の貯蓄率・貯蓄の低下には高齢化ではなく賃金・俸給の減少等が大きく影響しているというが、しかし、これからは高齢化による貯蓄の減少が構造的な問題となるだろう。
このように考えていくと、国内投資に対しては、海外からの投資を呼びこむことが必要になってくる。
ということは、経常収支赤字が恒常的なものとなる。
たとえ海外シフトが進んでも、国内に研究所等高付加価値を生み出すインフラを維持・拡大し、知的財産収入等を国内に還元する方法を確立して頂きたい。


  このエントリーをはてなブックマークに追加
経営の視点に関する詳細や関連記事はこちらに御座います。併せて御覧ください。