コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
経営の視点
要するに
要するに
作成:2014年1月30日(木)
以前、硫黄島の戦いで有名な栗林中将の講演をした後に、「今日の話で、要は何がいいたかったのですか?」と質問を受けました。
私自身いつも「要は、何か」と本質を問うようにしています。
しかし、一つの講演で伝えたいことは、常に一つと限らないのです。
例えば、硫黄島の戦いから学ぶべきことは
①栗林中将は、アメリカの世論をよく理解した上で、無駄な突撃を禁じたこと、②硫黄島には日本兵の遺骨が未だ埋もれたままであること、③栗林中将の犠牲の下にポツダム宣言が我が国に有利になったこと、④先の大戦においてわが軍の作戦のまずかったこと
⑤なぜ先の大戦に突入したのか等々、伝えたいことは数十の論点にのぼり、さらに、全体としてストーリーを伝えたかったのですが、聴衆は「要するに何か」を求められるわけです。
本質を見抜くことは大切です。
しかし、一つの講演で、本質的なこと一つに絞れ切れないことがあります。
たとえば、会社法の本1冊を一言で「要するに」でまとめられないのです。

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