コンサルタント弁護士・籔本恭明(やぶもとやすあき)
経営の視点
経営の視点
飯田亮「経営の実際」
飯田亮「経営の実際」
作成:2013年12月5日(木)
セコムの創業者である飯田亮氏が経営論を語る良書です。
①経営とは、創業の基本理念を貫き通すことである。
②経営とは、お客様の立場でシステムづくりを進めることである。
③経営とは、世の中が何を求めているか、その本質を捉えることである。
④経営とは、チャレンジとスピードである。
⑤経営とは、常に革新する組織カルチャーをつくることである。
⑥経営とは、目的を実現するプロフェッショナル集団づくりである。
⑦経営とは、結果責任を具体的に伴うものである。
⑧経営とは、「社会の深い信頼」を得るブランドを築くことである。
と飯田氏の経営の神髄が要領よくまとめられています。
この本から、コンプライアンスを考える上で、大変重要な示唆を得ました。
「会社のために」という価値基準が間違っている。
セコムの判断基準は、「社会にとって正しいかどうか」、その一点につきる。
と言い切っていて気持ちがよい。
会社のために仕事をしているのではなく、社会のために仕事をしているという意識が、生き甲斐につながるのでしょう。
多くの企業不祥事は、「会社のために」という意識から発生しています。
会社は社会からの預かりものであるという意識をもって、飯田氏がいうよう「社会のために仕事をする」という気持ちでいれば、コンプライアンスにまつわる様々な問題の多くは回避できると考える。

  このエントリーをはてなブックマークに追加
経営の視点に関する詳細や関連記事はこちらに御座います。併せて御覧ください。